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国立科学博物館×aini、「かはくの昆虫博士教室」を開講…22年1月スタート

国立科学博物館×aini、「かはくの昆虫博士教室」を開講
  • 国立科学博物館×aini、「かはくの昆虫博士教室」を開講
  • 野村周平氏 陸生無脊椎動物研究グループ グループ長(国立科学博物館)
  • 神保宇嗣氏 陸生無脊椎動物研究グループ 研究主幹(国立科学博物館)
  • 井手竜也氏 陸生無脊椎動物研究グループ 研究員(国立科学博物館)
  • 清拓哉氏 陸生無脊椎動物研究グループ 研究主幹(国立科学博物館)
  • 奥村賢一氏 陸生無脊椎動物研究グループ 研究員(国立科学博物館)

体験プラットフォーム「aini(アイニ)」を運営するガイアックスは、国立科学博物館の昆虫博士ら5人と共に、昆虫好きな子どもを対象としたコミュニティ「かはくの昆虫博士教室」を開講する。

ainiコミュニティとは、特定の分野で“夢中”になっている人と人を繋ぎ、みんなで遊びながら探求する自由な場のこと。今年の6月より先行して沖縄美ら海水族館と共に開始した「美ら海サメ博士教室」は、募集開始後すぐ満員となったという。

また、コミュニティの売上を研究活動費に充てられることで経済面においても、博士たちがより安定して研究に集中できる環境を提供する。国立科学博物館では、日々多くの昆虫標本を受け入れており、現在、所蔵する昆虫標本は約200万点にのぼる。コミュニティの売上は昆虫の研究やその標本整理費用などに使用される。

「かはくの昆虫博士教室」では、教科書や図鑑にも載っていない最先端の研究内容から面白いネタや興味深い裏話まで、毎月異なるジャンルの昆虫博士がオムニバス形式で授業を展開。一方通行ではなく、参加者との対話ベースで進行する双方向性のある場となっている。月1回90分間オンラインでの開催のため、全国各地、世界各地から参加可能だ。

なお、12月22日19時より「かはくの昆虫博士教室 お試し体験」を開催。昆虫のプロたちによる授業を一足先に楽しめる。授業テーマは「虫たちの冬の過ごしかた」。参加費は1000円、ainiのサイトより予約が必要。

■「かはくの昆虫博士教室」開催概要
・開講日:2022年1月~11月までの毎月第4木曜日
・時間:19時~20時半
・募集人数:40人
・月会費:5000円
・オンラインツール:Zoom
・予約:aini公式サイトより
・プログラム
1月 つくば収蔵庫の裏側を特別に紹介
2月 チョウとガの違いって?
3月 昆虫たちのおかしな巣
4月 ヤバいクモたち
5月 実はすごいゴキブリの話
6月 毒のあるガ、毒のあるチョウ
7月 刺すハチ、刺さないハチ
8月 カブトムシとクワガタのお話
9月 秋トンボのお話
10月 奇妙なクモ
11月 昆虫標本の作り方

《鈴木まゆこ》

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