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「第12回 犬の笑顔フォトコンテスト」入賞者&BEST100の発表は4月1日…インターペット2022

前回(第11回)のウェルカムボード
  • 前回(第11回)のウェルカムボード
  • 「第12回 犬の笑顔フォトコンテスト」最終審査回の様子
  • 「第12回 犬の笑顔フォトコンテスト」最終審査回の様子
  • 「第12回 犬の笑顔フォトコンテスト」最終審査回の様子
  • 審査員を努めた、ペット写真家の小川晃代氏(前列左)、写真家の杉本奈々重氏(前列右)、インターペット事務局の山本眞子氏(後列左)、いぬPHOTOプロデューサーの杉本正樹氏(後列右)

3月31日から4月3日まで、東京ビッグサイト(東京都江東区)にて国内最大級のペット産業国際見本市「インターペット2022」が開催される。今年で12回目を迎える同イベントだが、その中で2011年の初開催時から続くコラボレーション企画が「犬の笑顔フォトコンテスト」だ。

リアルでも楽しめるフォトコンテスト

「犬の笑顔フォトコンテスト」は、「誰でも気軽に参加でき、来場者にも喜ばれるコンテンツ」として発案された。インターペットに足を運び楽しんでもらうため、ウェブでの応募・発表というオンライン上で完結するものにはしていない。入賞作品だけではなく応募作品を会場に展示し、「応募していなくても作品を見るだけで幸せな気分になってもらいたい」という思いから「愛犬の笑顔」をテーマに掲げた。その年の3月には東日本大震災が発生したこともあり、「ワンコの笑顔でみんなを笑顔に!」というキャッチフレーズも添えて開催されたという。

同フォトコンテストを主催するいぬPHOTOプロデューサーの杉本正樹氏は「来場者を“ワンコの笑顔でお出迎え”するウェルカムボードとして、会場の入り口に写真を掲示し、現在に至るまで10年以上続けています。展示数はスペースの関係で600点ほどになりますが、今ではボードに掲出されること自体も喜ばれています」と話す。

最終審査会で入賞者を決定

応募数は毎年4000点近く。前回はコロナ禍の影響でおでかけの機会が少なくなったせいか減ったというが、今年は約3000点にまで回復した。

都内で先日行われた最終審査会では、トリマー・ドッグトレーナー資格をはじめ様々な動物資格を持つペット写真家の小川晃代氏や、動物および人物の撮影を得意とし、Dogs Photo 「Atelier Petillant」を主宰する写真家・杉本奈々重氏、インターペット事務局の山本眞子氏、そして杉本正樹氏ら審査員が、第一審査で選ばれたBEST100スマイルの中から各賞の入賞者を決定。真剣な面持ちで、審査に臨んだ。

小川氏は、「テーマが“犬の笑顔”なので、まずは顔を一番に重視してより目が垂れていたり笑顔になっているものを選びました。そして次に、背景とのバランスなど構図を見て決めました。みんな本当に可愛くて難しかったのですが、こちらも思わずくすっとしてしまったりギュッと引き込まれるような作品を推しました」とコメント。

杉本奈々重氏は、「選りすぐりの笑顔でどれも甲乙つけがたい素晴らしい写真ばかりでした。表情が可愛いのはもちろんですが、飼い主さんがその写真を撮れたときにどれだけ喜んだか、嬉しい気持ちが伝わってくるような写真を選びました。また、わんちゃんの個性、飼い主さんだからこそわかるその子らしさがにじみ出てくるような作品を重視しています」と話した。

愛犬を撮影する際のアドバイスとしては、「無理強いして撮ったものは表情も良くならないので、その子の好きなことをしたり遊びながら、お互い楽しんで撮るのがコツだと思います」(小川氏)、「気持ちが通じ合っていることがとても大切。今回も会話が聞こえてくるようなイメージの写真を選んでいますが、わんちゃんのコンディションも考えつつ、声をかけながらコミュニケーションを取ることが撮影の時にもポイントになると思います」(杉本奈々重氏)とのことだ。

会場で授賞式&ウェルカムボード

コンテストの入賞者には、4月1日12時30分よりインターペット会場メインステージにて行われる授賞式で賞状と副賞が贈られる。副賞には、パナソニック、ホンダアクセス、セラヴィリゾート泉郷より、愛犬との暮らしをより豊かにする製品や、愛犬と楽しむリゾートホテルの招待券が用意されている。

また、BEST100スマイルは、REANIMALにて4月1日に発表。会場のウェルカムボードには抽選で選ばれた約600点の作品が掲示される。

《REANIMAL編集部》

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