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旅行の選択肢が広がる、ペットOKなキャンピングカーシェア...Carstay【インターペット2022】

Carstay(カーステイ)によるペット×キャンピングカー旅行の提案(インターペット2022)
  • Carstay(カーステイ)によるペット×キャンピングカー旅行の提案(インターペット2022)
  • Carstay(カーステイ)によるペット×キャンピングカー旅行の提案(インターペット2022)
  • シートは汚れにくい素材
  • フロアにも滑らない素材
  • Carstay(カーステイ)によるペット×キャンピングカー旅行の提案(インターペット2022)
  • 網戸は便利
  • エアコンもこの発電機で稼働させる
  • GWでも利用可能なシェアリングキャンピングカー

ペット宿泊OKのホテルや旅館は増えているが、なかなか予約がとれない、他のペットのにおいで落ち着かない、など現実にはペット同伴旅行が難しいこともある。Carstay(カーステイ)はこの問題にシェアリングのキャンピングカーを提案する。

カーステイは、キャンピングカーのオーナーと、レンタルしたいユーザーのマッチングサービスや車中泊スポット・キャンプ場のスペースシェアを行う会社だ。所有していても稼働率が低くなりがちなキャンピングカーは、シェアリングとの相性が良い。キャンピングカー専門のレンタカーもあるが、ペットOKという車両は決して多くない。同社によるとキャンピングカー利用者のおよそ7割がペットを飼っているという。一方で、ペット飼育者のうち実際にペットと一緒にキャンプや車中泊を実践している人は約3割。カーステイでは、シェアリングを活用してこの割合を増やしたいとしている。

同社のシェアリングサービスの登録されているキャンピングカーは現在250台ほど。このうち85台がペットOKの車両となっている。会場に展示してあった車両はそのうちの1台だ。見た目はトヨタ『ハイエース』ベースのキャンピングカー(TOM200)だが、細かい部分にペット仕様が施されている。

フロアには特殊なマットを敷いて滑りにくくしている。シートも特殊素材で、汚れや毛がつきにくく掃除がしやすいものに。エアコンはあえて小型タイプとして、エンジン停止中でも搭載する予備バッテリーで作動するようにしている。キャンピングカーでの車中泊といっても、入浴や買い物などでペット同伴ができない施設を利用するときがある。アイドリング状態で車を離れるのは違法なので、通常のクルマであれば誰かが残ることになるが、ポータブルバッテリー搭載なら、エンジンを停止してもエアコンを利かせることが可能だ。閉じ込められるのを嫌がったり、外のにおいを嗅ぎたくなるペットのためには、網戸が有効だろう。ドアや窓に網戸が取り付けられている。

車中泊する場所も重要だ。同社セールスマネージャーの野瀬勇一郎氏は、「我々は350ヶ所に車中泊スポットを持っており、遊休地のシェアリングもしている。大多数はペット同伴可で、例えば旧かんぽの宿などは全国に19ヶ所あるが、うち3ヶ所ほどはドッグランを併設している。ほかに、パターゴルフを一緒に楽しめる場所などもある」と話す。

会場ブースには、車両展示のほかにこのゴールデンウィークにシェアリング可能なペットOKの車両もリストされていた。

《中尾真二》

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