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星野リゾート、愛犬と泊まれる施設を沖縄や軽井沢などで拡大

星野リゾート
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星野リゾートは、愛犬と泊まれる対象施設を9から46に順次拡大していく。

コロナ禍以前より、国内外を問わず「ペット市場」は拡大を続けていた。犬または猫(以下、ペット)を飼っている1000人を対象とした2021年のペットビジネスに関する調査の結果によると、約28%がペットを飼い始めて「旅行に行くことが減った」と回答している*。欧米諸国では、愛犬との同伴宿泊は一般的。星野リゾートは「愛犬も大切なゲスト」と考え、宿泊する際のネックになる制限や不安を取り除き、欧米諸国のように家族の一員である愛犬との旅を楽しんでほしいという思いから、今回の対象施設拡大に至ったという。

沖縄県・読谷村の「星のや沖縄」は、水平線まで見渡す海の景色を独占できる客室で、愛犬とともに贅沢な時間を過ごすことができる。施設の前に広がる自然海岸では、お散歩もおすすめとのこと。また、愛犬用のマリンシューズやライフジャケットを用意しているため、マリンアイテムを持参せずとも海を満喫できる。そのほかにも、隣接するバンタカフェでくつろいだり、敷地内の庭をめぐるアクティビティに参加したり、愛犬と一緒に沖縄文化を満喫する旅が叶う。

長野県・軽井沢の「BEB5(ベブファイブ)軽井沢」は、22年9月1日受け入れ開始予定。中庭を備えた開放的なパブリックスペース「TAMARIBA(タマリバ)」でも愛犬と一緒に過ごすことができる。また、徒歩圏にある「ハルニレテラス」で、ウッドチップが敷かれた遊歩道を散歩したり、レストランのテラス席で食事をしたりと、軽井沢の自然を感じながら愛犬との休日を楽しめる。冬に森に囲まれた屋外スケート場「ケラ池スケートリンク」の周りを一緒に歩けば、まるで氷上散歩したような気分になれるという。

栃木県・那須郡の「リゾナーレ那須」は、愛犬と一緒に過ごせるアグリツーリズモリゾート(イタリア語のアグリクルトゥーラ=農業とツーリズモ=観光を組み合わせた造語で、都会の喧騒から離れ、その土地の農体験や自然体験、文化交流を愉しむ観光の形)ならではの滞在を提案。天然生林に囲まれた、約4万2000坪の広大な敷地内で、田んぼや畑の風景を眺めながら散策できる。また、アクティビティ施設「POKO POKO(ポコ ポコ)」で、愛犬と焚火を囲んで温かい飲み物や焼きマシュマロなどを楽しんだり、朝食をテイクアウトして野外でプチピクニック気分を満喫したり、リフレッシュしたい人にぴったりだとしている。

青森県・十和田の「奥入瀬(おいらせ)渓流ホテル」は、四季折々の景色が楽しめるプライベートテラス付の客室、レストランでの食事、奥入瀬渓流を知るプライベートネイチャーツアーなど、国立公園の大自然を身近に感じることができる。客室には、ケージをはじめ、専用備品や大きな収納スペースを用意。夏季はテラスに出ることができるので、さわやかな風を感じながらゆっくり過ごせるとのこと。

栃木県・鬼怒川温泉の「界 鬼怒川」は界ブランド初の愛犬同伴が可能な施設。ペットルームは47平米の専用ドッグラン付きで、リードを付けずに思う存分、走り回ることができる。また、敷地内にはカエデやサワラの木が植えられた中庭があり、鬼怒川の四季を感じながら愛犬とのんびり散歩するのもおすすめだという。

施設の予約方法は、各施設の公式サイトまたはTELにて愛犬ルームを予約。基本的なしつけ(噛まない、無駄吠えしない、飛びつかない、排泄)がされていて、狂犬病予防接種、ワクチン接種済みである場合のみ宿泊可能となっている。料金は1頭1泊あたり5093円(税込)。

* 参考:ペットビジネスに関する調査を実施(2021年)矢野経済研究所、楽天インサイト「ペットに関する調査」
《山本真美》

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