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【ズボラ女子とわがままウサギ vol.24】1羽1羽全然違う! 3代目「ゴジラ」の個性は?

ホーランドロップイヤーのゴジラ
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3羽目となる愛ウサギ「ゴジラ」との生活がスタートしてからも、ウサギという動物について、新しい発見がたくさんありました。

十人十色と言うけれど、ウサギもみんな全然違う

犬は従順で猫は自由奔放など、種族によってその性質をカテゴライズしたイメージを、度々耳にすることがあると思います。しかし、これはウサギに限ったことではないと思いますが、1羽1羽性格や趣味趣向が全く違い、この点も私がウサギに夢中になったポイントでした。

前回のコラムでもお伝えしましたが、私の歴代愛ウサギは3羽とも生後3か月というほぼ同じタイミングで家族になりました。そのため、違った環境で育ってきたのは生まれてからの約3か月間のみ。もちろん日々私自身のウサギへの知識が増えていっているという変化はありますが、本人たちの経験の差という意味では、そこまで大差はないはずです。

それにもかかわらず1代目である「けだま」はのんびり屋さんで、私が仕事に出かける時間になると、部屋の隅っこにある狭くて日当たりのよい場所を見つけて爆睡。日向ぼっこをしながら無防備に寝ることが何より好きで、問題点は部屋の壁やスマホの充電コード、リモコンのボタンなど、ありとあらゆるものをかじることでした。

そして2代目である「けまり」は自由奔放で、普段は部屋のどこかでゴロゴロしているのに、甘えたいモードになるとしつこいぐらい寄ってくるツンデレ系。けだまとは違い、部屋の壁をかじることは全くありませんでしたが、その代わり気に入らないことがあると、すぐに私に噛みつく少し凶暴な面を持った子で、一緒に暮らしている期間、生傷が絶えませんでした。

甘えん坊で怖がりな一面もあるゴジラ

では「ゴジラ」はというと、驚くほど甘えん坊。いつも私のそばにいて、私の仕事が終わるタイミングを1日中見張っています。ご飯を食べている最中も横目で私の動きを観察し、私が休憩をするそぶりを見せると、口にたくさん牧草を加えたまま、私の所に飛んで来るほど。また、どこで覚えてきたのかは分かりませんが、噛むと痛いということを理解しているようで、今までの2羽とは違い、私に手加減なしで噛みついたことは1度もありません。

とはいってもゴジラもいい所ばかりというわけではなく、前の2羽が自然にできたトイレを覚えてくれることはありません。部屋中の色んな所でおしっこをまき散らす傍若無人ぶり。私が仕事に集中しすぎていると不貞腐れ、ノートPCの上におしっこをするという大惨事も経験済みで、かなり束縛が強めの性格です。

また、けまりとけだまは全く気にしなかった「お肉の匂い」に敏感で、フライパンでお肉を焼き始めると、この世の終わりのような表情で一目散にベッドの下に逃げ込んで、安全が確保される(焼き終わる?)まで出てきてくれないなど、怖がりな一面も。

そんな個性豊かなウサギ達に共通するのは、感情表現が豊かで甘えん坊という性質。それぞれの性格は一緒に暮らしてみないと分かりませんが、家族にお迎えすると決めたその子が一体どんな子なのか、一緒に生活しながら知っていく。それもウサギと暮らす魅力の一つです。

先川知香:モータージャーナリストとして全国各地を駆け回る、乗り物が大好きな干物系女子。ウサギの「けだま」と出会ったことをきっかけにウサギの魅力に夢中になり、現在は3代目愛ウサギの「ゴジラ」と同居中。

《先川知香》

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