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ペットメディカルサポート、ペットの誤飲に関する調査を実施

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ペット保険の「PS保険」を提供するペットメディカルサポートは、同社ペット保険の契約者から寄せられた相談の中から、「誤飲」に関する調査を実施し、その結果を発表した。

調査の結果、誤飲の問い合わせの割合は、犬86%、猫14%と、猫に比べて犬の方が多い結果となった。また、犬と猫の誤飲物を比較すると、犬の方が食べ物に関する誤飲が多く36%、猫は15%だった。

まず、犬の誤飲物上位1位から3位は、「チョコレート類」「ネギ類」「人用の薬」と中毒の危険性が高いものが並んでいる。これらは、猫の誤飲物ランキングにも入っており、犬猫ともに中毒の危険性が高いので注意が必要だとしている。

続いて犬の4位は「タバコ」。犬は嗅覚が優れているため、タバコを嫌悪することが多いが、飼い主が愛煙家の場合は、タバコの匂いを飼い主の匂いとして認識し、誤飲することがあるのだという。6位にランクインした「ブドウ・レーズン類」は、チョコレートやネギのように急に中毒を起こすことはないが、腎不全を発症する可能性があると言われている。

猫の誤飲物1位は「ひもや糸」、8位には「コード類」と紐状のものがランクインしている。猫は、ビニールやスポンジなどをしゃぶったり、かじったりするウールサッキングと呼ばれる行動を取ることがあり、その延長や遊びの延長で誤飲してしまう場合があるという。このような長さのあるものを誤飲した場合は、腸閉塞を起こしやすく、開腹手術が必要な可能性もあるとのこと。

同社は、誤飲によって入院や手術が必要となり、高額な診療費がかかることがあるため、どんな犬種・猫種でも誤飲には注意が必要だとしている。

■調査概要
・調査対象:ペットメディカルサポートの保険加入者の内、誤飲・誤食の相談者
・調査人数:734人
・調査期間:2018年10月1日~2019年9月30日
・調査方法:「獣医ダイヤル」利用者の相談内容を集計

《鈴木まゆこ》

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