9月に入り、少し涼しくなってきましたね。まだまだ油断はできませんが、新型コロナも徐々に落ち着いている傾向なので、感染しない・させないように気をつけながらちょっとお出かけしてきました。
関東からは比較的手軽に行ける富士山
今回の目的地は富士山。渋滞がなければ、関東方面から東名高速道路または中央自動車道を走って2時間弱で御殿場や河口湖などふもとの街に到着します。名古屋方面からは、どちらの高速道路を使っても4時間ほどかかるので、中央自動車道途中の蓼科や小淵沢、清里あたりで1泊するのも良いかも知れません。このあたりもワンコに優しい施設がたくさんあるので、別の機会にご紹介したいと思います。
談合坂SAには充実のドッグラン
ひめりんごお気に入りのドッグランがあるので、行きは中央自動車道を使いました。出発から1時間半ほどで談合坂サービスエリア(SA)に到着します。
広々としたドッグランは、小型犬用と全犬種用2つに分かれているので安心です。全面に人工芝が敷かれているのもありがたいですね。汚れがつきにくいので、ドライブ途中にちょっと立ち寄るには最適です。
なお、ドッグランはSAの奥(河口湖寄り)にあるので、なるべく出口近くまで進んでから駐車すると便利です。
ベストアングルで富士山が見える河口湖
談合坂から河口湖インターを降りて最初に向かったのは、河口湖畔の「大石(おおいし)公園」。
春はチューリップや菜の花、夏はラベンダー、秋は赤く色づいたコキアなど四季折々の花が富士山をバックに咲き誇ります。
公園の中の遊歩道には、少し秋の気配が感じられました。
お茶やランチなら「富士大石ハナテラス」がおすすめです。テラス席で愛犬と一緒に富士山を眺められるカフェがあります。そのほか、おしゃれな雑貨店やお土産物屋さんもあり、抱っこかバギーでワンコも入店OKです。敷地内には足元に色々なアート作品が潜んでいるので、一つひとつ探しながらの散歩も楽しいと思います。
びっくりする透明度の忍野八海
河口湖から山中湖方面に30分ほど走ると、天然記念物に指定されている湧水地「忍野八海」に到着します。
富士山からの雪解け水が数十年かけて地下の溶岩を通り、その間にろ過された非常に透明度の高い水をたたえた池が8つ集まっています。
世界文化遺産に登録されている富士山ですが、その「富士山構成資産」でもあり、海外からも多くの観光客が訪れます。
池を巡る小径は、愛犬とのんびりお散歩を楽しむのに最適です。
お子さんには忍者のテーマパーク
近くには忍者のテーマパーク「忍野しのびの里」があります。レストランやお土産物屋の店内、「忍者ショー」の会場内は入れませんが、それ以外のエリアはワンコもバギーに乗せていればOK。お子さん連れのご家族は、忍者の衣装に着替えて「手裏剣道場」や「からくり屋敷」で楽しむのも良いかも知れません。
四季折々の花を楽しめる公園
自然の多い富士五湖周辺。この近くにも、季節の花々が楽しめるスポットがあります。「山中湖花の都公園」は、30万平方メートル(東京ドーム約6個分)の敷地内に、花畑だけでなく滝、溶岩の観察ゾーン、「水遊具広場」、熱帯植物園などがあります。犬の入場は無料なので、愛犬と一緒にのんびり散歩するのにおすすめです。
時間が無い場合は、無料の「花畑・農園エリア」のお散歩でも十分楽しめます。お天気が良ければ、綺麗な富士山が見られます。既にコスモスが咲き始めていて、ここにも秋の兆しが感じられました。
愛犬と楽しめる施設が盛りだくさん
このほか、木々に囲まれた林のようなスペースでお茶を飲みながら昼寝もできる「ハンモックカフェ」や、山梨名物のほうとうが食べられる「さんさい」、ドッグラン併設のバーベキューレストラン「ダラスヴィレッジ」など、愛犬と一緒に入れる飲食店もたくさんあります。またダラスヴィレッジでは、吹きガラスや陶芸などが体験できます。愛犬の名前入りのご飯皿などを手作りしてみるのも楽しいかも知れません。
帰りは御殿場のアウトレットで時間調整
山中湖側からなら、帰りは東名高速道路が便利です。週末の上り方面は渋滞するので、時間があれば「御殿場プレミアム・アウトレット」に寄ってショッピングや食事をしながら時間を調整するのも良いと思います。ただ、このアウトレットは4軒ある飲食店のテラス席以外は、抱っこやバギーでもワンコが店内に入ることはできません(敷地内はリードでお散歩OK)。ペットと入ることができるお店が比較的多い三井系のアウトレットとは異なりますので、ちょっとだけご注意ください。