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「介助犬にならない犬たちの活躍育成事業」、ふるさと納税サイト「ふるぽ」から支援可能に…日本介助犬協会

「介助犬にならない犬たちの活躍育成事業」、ふるさと納税サイト「ふるぽ」から支援可能に
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愛知県長久手市に介助犬専門の訓練施設「介助犬総合訓練センター~シンシアの丘~」を構え、肢体不自由者の日常生活をサポートする介助犬を育成する日本介助犬協会。2018年より長久手市とともに、ふるさと納税を活用した支援を呼びかけており、この度新たに、ポイント制ふるさと納税サイト「ふるぽ」に長久手市が登録した。

同団体は今年度、「介助犬にならない犬たちの活躍育成事業」をテーマとして取り組んでいる。介助犬になる犬たちには、一部自治体より育成費用としての補助金交付があるが、介助犬にはならず新たな道を進む犬たちには、公的な補助が一切ないためだ。

犬の幸せを第一に考えたトレーニングを行い、しっかりと適性評価を行うからこそ、候補犬の中から介助犬になる割合は3割に満たないという。約7割の犬たちは介助犬に「なれない」ではなく、「ならない」犬として、その犬が1番輝ける道を探すのだそう。

例えば、イベントや講演会等で介助犬の仕事を紹介する「PR犬」、協会の安定的な候補犬確保を支える「繁殖犬」、病院で患者や医療従事者に勇気と笑顔を与える「DI犬(DogIntervention・犬の介入事業)」、障がい児や障がい者とその家族をペットとして支える「WithYouプロジェクト」など。

介助犬になることだけがゴールではなく、介助犬にならないからこそ活躍できる場があり、全ての犬がそれぞれの個性を活かして活躍できるようにと、支援を募っている。

同団体は、長久手市と連携してこれまでに、「ふるさとチョイス」や「ガバメントクラウドファンディング」を活用してきたが、今回新たにJTBの運営する「ふるぽ」にも登録を行い、11月から申込を開始している。

長久手市としても初となるポイント制でのふるさと納税サイトへの登録に、支援が増えることを期待しているとしている。

《鈴木まゆこ》

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