保護猫ふくちゃんと妻と一緒に、仲良く暮らしている筆者。本連載では保護猫を迎えるまでの経緯、迎えてからのエピソードなど、実体験を綴っていきます。
本題に入る前に、vol.10の続報なのですが、今のところ寄生虫が再度出てることもなく、毎日健康的なコロコロうんちを確認しております。
ただ、驚いたのが、うんちの臭いがなくなったこと。正直、以前は中々な香りを放っていたのですが、全くと言っていいほど臭わなくなりました。基本的に砂も食事も変えていないので、考えられるのは虫下しの薬を飲んだこと。もしうんちの臭いが変わった場合などは、体調の変化を疑ってもいいかもしれません。
話題は変わりまして、今回はお迎えしてから初のシャンプーについて。昨年の5月頃、夏毛への生え変わりもあり、とにかく抜け毛が気になったのと、ベランダへも頻繁に出るようになったこともあり、思い切ってシャンプーにトライしてみることにしました。
いざ、お風呂場へ!
事前準備として、シャワーの音は怖がりそうだったので、お風呂の湯船にぬるま湯を張り、バスタオルと機嫌を損ねた時用のちゅ~るも用意。シャンプーは低刺激かつ無香料であること、そして速乾性を基準に選びました。先にお湯と一緒に桶に注いで、事前にある程度泡立てて準備完了。
意外にもお風呂場までは興奮せずに来てくれたふくちゃん。しかし、お風呂場の扉を閉めるとあからさまに緊張した顔つきに。シャンプーを混ぜたお湯をゆっくりとかけつつ、丁寧に泡立て洗っていきます。耳や口に入らないよう気を配るのも忘れずに。
最初は暴れると思ったのですが、これまた意外にも抵抗少なく、なすがままの状態でスムーズに終わりました。実家の猫はとても大変だった記憶があったので、「ふくちゃんはお利口だね~」とご褒美にちゅ~るをあげたい気持ちを抑えつつ、そのまま仕上げに。
スムーズに終わると思いきや…
スムーズに終わったシャンプーとは打って変わり、乾燥はやはり大変でした。バスタオルで包んで、遠くからドライヤーを当てようと試みたのですが、やはり音を怖がり大暴れ。結果、タオルで念入りに拭き、あとは自然乾燥に任せることに…。念入りなグルーミングの後、毛並みを確認するとふわふわツルツルな仕上がりになっていました。
とはいえ、ふくちゃんにとってはストレスなのは間違いないはずですし、家猫なので頻繁にシャンプーするつもりはありません。個人的には年に1回くらいならやってもいいのかなと思いました。特に換毛期の抜け毛などでお悩みの方にはオススメかもしれません。
ホセ:会社員兼ライター。普段は別ジャンル、別名義で書いてます。
猫:ふくちゃん(♂/2歳)。秋田で地域猫としてお世話されていたところ、野生動物に襲われ保護。臆病だけど人懐っこい、愛すべきどんくさ猫。