保護猫ふくちゃん&ぼんちゃんと共に、2匹と2人で仲良く暮らしている筆者。本連載では保護猫を迎えるまでの経緯、迎えてからのエピソードなど、実体験を綴っていきます。
ぼんちゃん、続報

前回お伝えしたように、引っ越しを経て新たにぼんちゃん(盆ちゃんから平仮名表記へと勝手に変更)をお迎えした我が家。コタツという逃げ場が上手く機能したのか、ぼんちゃんもすぐに家に馴染みました。
ぼんちゃんはまだ若いこともあり、とにかく好奇心旺盛でやんちゃ。そしてとにかく俊敏。すでに多数のおもちゃをぼんちゃんに壊されています。ただ、ふくちゃん用に買ったのにあまり遊んでくれなかったおもちゃや、キャットタワーもふくちゃん以上に愛用してくれたりと、とても気の利く(?)子です(笑)

3月には「3種混合ワクチン」を摂取しに、お迎えして初めての動物病院へ。ぼんちゃんは我が家に来てからわずか2ヶ月ほどでみるみる巨大化し、体重は5.1kgもありました。写真を見比べると、体毛の黒い部分がだいぶ増えてました。

後輩の真似をする先輩

ぼんちゃんが我が家に来たことで、ふくちゃんにも変化が起きました。ふくちゃんは臆病で慎重派。あまり新しいことにはトライしない性格なのですが、ぼんちゃんが洗面台の上やお風呂を冒険してると、その少し後に同じ場所をウロウロしたり、今まではあまり登らなかったキャットタワーの最上段でぼんちゃんがよく寝ているのを見て、ふくちゃんも登るようになったり。今まで行かなかったところ、やらなかったことに挑戦するようになりました。

最近はコタツを片付け、ソファに脚を付けて高くしたのですが、ふくちゃんは最初ソファに乗らなかったのに、ぼんちゃんが寝ているのを見てからは同じ場所に転がるようになりました。ときには一緒に遊んだり、2匹揃って布団に入ってきたり、ボランティアさんが言っていたとおり、とても相性のいい2匹だなと感じています。

ホセ:会社員兼ライター。普段は別ジャンル、別名義で書いてます。
ふくちゃん:♂、推定4歳。秋田で地域猫としてお世話されていたところ、野生動物に襲われ保護。臆病だけど人懐っこい、愛すべきどんくさ猫。
ぼんちゃん:♂、1歳未満。東京でお盆の時期に保護。その後ボランティアさん家での生活を経て我が家へ。運動神経抜群でやんちゃ。