動物のリアルを伝えるWebメディア

愛犬だけでなく飼い主の健康管理にも貢献する犬用玩具「PULLER」【インターペット2021】

プラーブース(インターペット2021)
  • プラーブース(インターペット2021)
  • プラーブース(インターペット2021)
  • プラーブース(インターペット2021)
  • プラーブース(インターペット2021)
  • プラーブース(インターペット2021)
  • プラーブース(インターペット2021)

インターペット2021には、ペットフードやおやつなど犬・猫用食品を中心に衣料品やお手入れ用品など様々なペットグッズを取り扱う約300社が出展している。「PULLER(プラー)」などウクライナ発祥の犬用玩具を扱う「Dear Children(ディア・チルドレン)」は、人間と犬の健康寿命を高めたいという思いで、日本におけるプラーの普及に努めている。

2個1組で使うことで犬の集中力を高める

プラーは犬の歯に優しい素材でできた紫色のリング。これをロープの代わりに引っ張りっこをしたり、フライングディスクのように投げてキャッチやレトリーブ(持って来る)させたりして遊ぶ。プラーを使って犬と人間が行うスポーツ「ドッグプラー」は世界大会も行われ、欧州を中心に56か国で親しまれているそうだ。

プラーは2個を1組で使用するのを基本としている。犬は一旦おもちゃを気に入ると、それに執着する傾向が強い。咥えて離さなくなったり、持って逃げたり、ずっとかじり続けて壊したりすることがある。そこで、もう1つのおもちゃを見せて意識をそちらに向けさせてから投げたり咥えさせたりするとアクティブに遊ぶことができるという。2つを交互に使えば犬の動きを途切れさせずテンポよく遊べるので、集中力が高まり短時間で運動量を増やす効果もあるそうだ。

飼い主の健康にも遊びを通して貢献

製造会社である「COLLAR(カラー)」社の調査によれば、プラーを使って20分間愛犬と遊んだ場合、飼い主も5キロのランニングをしたのと同等の運動量になるそうだ。犬にも適度な負荷がかかり、愛犬と飼い主両方が楽しみながら健康を維持することができる。また、こうした遊びを通して豊かなコミュニケーションを培うこともできるため、ヨーロッパではプロのドッグトレーナーにも広く使われているそうだ。

その他、ボール「LIKER(ライカー)」や、投げた物を取って来る遊びを覚えるためのリングやラグビーボール、ディスクなどの「Pitch Dog(ピッチドッグ)」シリーズなどのバリエーションもある。さらに、それぞれにサイズや色違い、ロープやベルトが取り付けられたものなど豊富な選択肢の中から、飼い主と愛犬の好みに合わせて選ぶことができる。

プラーは5つのサイズで犬種に幅広く対応

プラーには、体重5キロまでの小型犬用の「ミクロ」から45キロ以上の大型犬や噛む力が強い特殊犬に対応した「マキシ」まで、5つのサイズが用意されている。噛み心地が良い一方で、割れたり欠けたりしづらい素材(多成分高分子ポリマー)が使われており耐久性には十分に配慮されているそうだ。また、この素材は人間用の玩具に採用されている安全認証検査基準をクリアしているため、愛犬にも安心して遊ばせることができる。

なお、6月19日から25日まで1週間にわたってオンラインで開催される「Animal World Cup 2021」(日本アニマルピック委員会主催)では、「フリスビードッグ」やドッグダンス、「アジリティ」などの競技とともに、ドッグプラーの紹介も行われる予定だ。

《石川徹》

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top