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エビデンスに基づいたアブレスのおやつはサプリメントの効果も【インターペット2021】

アブレスブース(インターペット2021)
  • アブレスブース(インターペット2021)
  • アブレスブース(インターペット2021)
  • 「Dr. made(ドクターメイド)」シリーズを監修した岩切裕布獣医師
  • アブレスブース(インターペット2021)
  • アブレスブース(インターペット2021)

東京ビッグサイトで開催されたインターペット2021には、国内企業を中心に約300社が出展した。新型コロナウイルスの影響で、マースやネスレなど世界的なペットフードメーカーが軒並み不参加だったが、サプリメントやおやつを含めた「フード」関連ブースは80近くにのぼった。ほぼ同数だった「ファッション・アクセサリー」と並び、日本のペット業界で勢いのある分野がペットフードと言える。

エビデンスに基づいたおやつ

今回注目したのは、「ables(アブレス)」ブランドのおやつ。「Dr. made(ドクターメイド)」シリーズを監修した獣医師が、終日ブースに立って飼い主からの質問に答えていた。「獣医師監修」を謳うペットフードは多いが、実際にユーザーが顔を見て話を聞けるケースは少ない。

監修を行った岩切裕布獣医師は、「エビデンス(科学的根拠)に基づいた犬と猫用の手作り食」にこだわっているという。おやつに関しても妥協せず、臨床データに沿って有効成分を効果的に配合した製品には自信を持っていることがうかがえた。大切な家族の一員である愛犬に、安心して与えることのできるおやつだろう。

このシリーズの製品は、継続して食べさせることでサプリメントと同様の効果が期待できるとされる。乳酸菌とビフィズス菌を配合した鹿肉のジャーキーと米粉のクッキーは、皮膚や被毛の健康維持に効果があるそうだ。ダイエットに有効なデンタルガムとクッキーを合わせ、4種類から目的と愛犬の好みに合った物を選ぶことができる。

幅広い機能性から選べるアブレス

一方、アブレスのシリーズは幅広い製品ラインナップが特徴で、デンタルガムとクッキーに加えて「米粉ソフト」と呼ぶ柔らかめのスナックの3種類がある。さらに「骨ケア」、「関節ケア」、「瞳ケア」、「筋肉ケア」と健康管理に有効な成分が配合されており、おやつとして食べられるサプリメントという位置づけだ。製造販売を手掛ける国泰ジャパンは、ドクターメイドだけでなくこのシリーズも、データに基づいた配合にこだわっているそうだ。

目的や愛犬の嗜好に応じたラインナップ

そのほか、「乳酸菌」シリーズのジャーキーやボーロには、ベビー用品のコンビが開発した乳酸菌「EC-12」を配合しており、腸内環境を整える効果が謳われている。また、「馬」、「猪」、「鹿」のジャーキーやスティックは、アレルギーに配慮してそれぞれの素材のみを使用している。

同社は、自分の愛犬にも安心して与えられる本当に健康に良いおやつを開発したという。山田武志事業部長も「書いてあることには自信をもっています」と語っていた。

《石川徹》

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