朝日出版社は、⽣物学者・福岡伸⼀氏によるガラパゴス紀⾏『⽣命海流 GALAPAGOS』を6月12日に刊行した。
同書では、絶海の孤島に⽣息する奇妙な⽣物たちはどこから来たのか、特殊な進化を遂げたのはなぜか、なぜ⽣物たちは⼈間を恐れないのか、といった謎に迫り、陸と海に分かれて⽣息するようになったイグアナ、⾶ぶための⽻を諦めたコバネウなど、⽣き物たちの不思議を解き明かす。
巻末には、「ガラパゴスで出会った⽣き物たち」(爬⾍類・哺乳類・⿃類・昆⾍・植物)の写真をフルカラーで掲載。
「本当のガラパゴス諸島は、決して世界から取り残されてしまった場所ではない。むしろ、世界最先端の、進化の前線にあるといっていい」。読後には、この⾔葉が⾝にしみて感じられるはずだとしている。