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生き物の姿の由来を知る企画展「カタチとくらし」が京都水族館にて開催…10月31日まで

企画展「カタチとくらし」、京都水族館にて開催
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京都水族館(京都府京都市)は、7月31日から10月31日までの期間、生き物の「カタチ(姿)」と「くらし(棲み処)」をデザインし展示する企画展「カタチとくらし」を開催する。同企画展は、すみだ水族館(東京都墨田区)で展示されていたもので、京都水族館では初開催となる。

生き物の形や色、模様は、棲んでいる場所やその習性などに基づいている。同企画展では、生き物たちの「カタチ」の由来がわかる「くらし」の特徴を、「ぐるぐるの家」「だんだんの家」などテーマを設けた独創的なデザインで表現、「ミスジリュウキュウスズメダイ」や「ビッグベリーシーホース」など、6種類の個性豊かで小さな生き物たちが、6つの水槽で展示される。

例えば、海の浅瀬などで暮らす「ナベカ」は、貝殻などを巣穴にする習性があり、小さな穴にも後ろ向きのまま収まる。その「ナベカ」の習性や特徴をわかりやすく観察できるようデザインされたのが「あなあなの家」だ。丘のようなデザインは、危険が迫るとすぐに穴に入れるよう、お腹を地面につけながら泳ぐ「ナベカ」たちが移動しやすい設計になっている。

また、細長い体にぴったりとフィットする穴を好むため、大小様々な大きさの穴を用意。海や川に暮らしている生き物たちの「カタチ」が、彼らの「くらし」にどのように由来しているのか、想像を巡らせながら観ることができる。

《鈴木まゆこ》

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