上野動物園(東京都台東区)は、休園中のジャイアントパンダたちの様子を発表した。
双子の「シャオシャオ」と「レイレイ」は、休園中も変わらず元気に過ごしており、体重も誕生時124gだったシャオシャオは14.95kg、誕生時146gだったレイレイは15.00kg(1月17日現在)と、2頭とも順調に増えている。
2頭は室内に設置されている木に登ったり、プールに敷き詰められたバークチップ(松などの樹皮を砕いたもの)で遊んだりと、起きている間は活発に動き回っている。また、母「シンシン」と一緒に室内展示室と寝室を自由に行き来しているそうだ。
シンシンも健康状態に問題はなく、採食や休息はしっかりとれており、子どもたちとのじゃれ合いや授乳も見られるなど落ち着いて過ごしている。同園は、引き続きシンシンと子どもの健康状態や行動について注意深く観察を続けていくとし、必要に応じて子どもの身体検査や測定も行っていくとしている。
また、「リーリー」と「シャンシャン」も静かな園内で元気に過ごしているとのこと。動画では高い木にすいすいと登っていくシャンシャンの姿を見ることができる。
同園は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、1月11日から臨時休園している。休園中は、上野動物園公式ツイッターや東京ズーネットYouTubeチャンネルなどで動物たちの様子をこれまで以上に発信していくとしている。