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「猫の熱中症週間予報」をSNSで配信、9月29日まで…アニコム損保

「猫の熱中症週間予報」を配信開始
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アニコム損害保険は、9月29日までの毎週木曜日に、「猫の熱中症週間予報」をアニコムグループのSNS公式アカウント(Instagram、Twitter、Facebook、LINE)で配信する。4月から配信している「犬の熱中症週間予報」とあわせて、ペットの熱中症予防啓発を行っていく。

同社では、2013年から「犬の熱中症週間予報」を配信し、犬の熱中症予防啓発に努めてきた。今回、ライフビジネスウェザーの鈴木勝博氏(気象予報士/獣医師)の協力のもと、同社の保険金請求データから猫の熱中症の発生傾向を分析し、猫のための熱中症週間予報の配信を開始。全国主要10都市の熱中症注意レベルを「やや注意」「注意」「警戒」「厳重警戒」の4段階に分け、猫のイラストで表示する。

同社は、保険金請求データから猫の熱中症の発生傾向を分析。猫の熱中症は、5月から発生件数が増加し、梅雨明けの7月に急増。8月にピークを迎える。ヒトと同じように気温に大きく影響を受けていることがわかる。エアコンなどを利用して、猫が暮らす空間の温度調整を心がげよう。

天候別に見ると、「晴れ」の日が7割を占める。たとえ屋内飼育の猫でエアコンの効いた涼しい室内で過ごしていたとしても、強い日差しが差し込む日は注意が必要。カーテンなどで日差しを遮ったほうがよいという。

最高気温別に見ると、20度台後半から急増し、33度がピークに。地域別では東日本と西日本は全体的に同じ傾向となっている一方で、北日本では最高気温による差があまり見られなかった。

猫は犬に比べると暑さに強いと言われているが、全く平気というわけではない。近年は気候変動による異常気象の影響などもあり、熱中症で動物病院に運ばれる猫もいる。しかしながらペットの熱中症は、ペットの種類や年齢などを問わず、飼い主自身が注意し対策することで予防できる「無くせる病気」だ。同社では、「犬の熱中症週間予報」と「猫の熱中症週間予報」の配信を通じて熱中症の予防啓発を行うことで、熱中症に苦しむ動物を減らし、より健康に暮らせるように努めていくという。

《山本真美》

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