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【保護猫ふくちゃんとの生活 vol.7】エイズキャリアをお迎えする覚悟…「愛情を持って接してくれれば大丈夫」の言葉が後押し

ふくちゃん
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  • 膝上で眠気と闘っているふくちゃん
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  • こたつの中がお気に入り
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  • ボランティアさんが作ったフォトブック。購入することで支援を継続できる

保護猫ふくちゃんと妻と一緒に、仲良く暮らしている筆者。本連載では保護猫を迎えるまでの経緯、迎えてからのエピソードなど、実体験を綴っていきます。今回は、ふくちゃんの猫エイズについて、そしてエイズキャリアを迎えるにあたって、我々が感じたことなどをお伝えできればと思います。

猫エイズ、エイズキャリアとは

まったりふく

猫免疫不全ウイルス、通称・猫エイズと呼ばれるウイルスに感染した猫ちゃんをエイズキャリアと呼びます。この猫エイズは、感染直後(急性期)には風邪に似た症状が出るそうなのですが、それを過ぎると、健康な猫ちゃんと何ら変わりない状態になります。詳しくはこちらの記事に。

【猫がなりやすい病気】猫免疫不全ウイルス感染症編…感染猫との接触を避けるために室内飼育を

ただし、一度発症してしまうと免疫力が下がってしまい、様々な病原体に感染してしまったり、様々な症状が出てしまいます。そして、一度エイズキャリアになった猫ちゃんは、基本的に根治はできないとされています。

しかし、必ずしも発症してしまうわけではなく、何の症状も出ないまま天寿を全うする猫ちゃんもいるようです。発症にはストレスが関わっていると考えられており、快適、清潔な飼育環境、そして栄養バランスの取れた食事などが大切とされています。

エイズキャリアのふくちゃんを迎えて

猫エイズは空気感染や接触感染ではなく、主に咬傷などによる唾液、血液でうつるとされています。実は野良猫の大半がかかっているとの情報もあり、実際に譲渡会などに行くと、エイズキャリアの子も多く目にします。そして、我が家のふくちゃんもエイズキャリアの子です。

こたつの中がお気に入り

ボランティアさんは「そんなに深刻に考えないで大丈夫」とおっしゃっていましたが、実際にエイズキャリアの子の方が里親の申し出が少ないのも事実のようです。我々も最初は少し悩みましたが、「ストレスなく、愛情を持って接してくれれば大丈夫ですよ」との言葉が後押ししてくれ、ふくちゃんを迎えることにしました。

実際にふくちゃんを迎えてまだ7カ月ほど。もちろん発症の気配もありませんし、元気に家の中を駆け回り、「チュールくれー!」「遊んでくれー!」と鳴いています。毎日目一杯の愛情を注ぎながらも、発症する可能性も頭の片隅に置いておき、もしもの場合は、最後までふくちゃんのために何が最善かを考え、対処する覚悟を忘れずに日々を過ごしています。

ウィンクふくちゃん

ホセ:会社員兼ライター。普段は別ジャンル、別名義で書いてます。

猫:ふくちゃん(♂/2歳)。秋田で地域猫としてお世話されていたところ、野生動物に襲われ保護。臆病だけど人懐っこい、愛すべきどんくさ猫。

《ホセ》

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