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歯磨きは飼い主ができる病気予防…ボニーブランの歯ブラシ「泡雪」 【インターペット2021】

ボニーブランの歯ブラシ「泡雪」(インターペット2021)
  • ボニーブランの歯ブラシ「泡雪」(インターペット2021)
  • ボニーブランの歯ブラシ「泡雪」(インターペット2021)
  • ボニーブランブース(インターペット2021)
  • ボニーブランブース(インターペット2021)
  • ボニーブランブース(インターペット2021)

昔は外飼いが普通だった犬たちが、今では「家族の一員」として共に暮らす存在へと変化した。猫も病気やケガを予防し安全で健康な生活を送るため、屋内での飼育が推奨されている。生活環境の向上や獣医療の充実によって、動物たちの寿命も年々延びている。インターペット2021には、そうした状況を背景に健康管理関するグッズも多く展示されていた。

毎日の歯磨きが病気予防につながる

その中で、REANIMALは歯ブラシに注目した。人間同様、動物にとっても歯と歯茎のケアは最も重要な健康管理の1つと言える。「飼い主が直接行うことのできる病気予防」として、毎日の歯磨きを強く勧める獣医師も多い。

歯の表面に付着した歯垢をそのままにしておくと、細菌の繁殖によって歯茎に炎症が生じる。進行すると、歯の根が無くなったり顎の骨が溶けたり、健康に深刻な影響が出る。それを防ぐためには、歯磨きを毎日行うことで歯と歯茎を清潔に保つことが重要だ。

とはいえ、しつけが行き届いた犬や猫でも歯ブラシを使った歯磨きは難しい。歯磨き機能を謳ったガムを食べさせたり、いわゆる「デンタルジェル」を塗ったりする飼い主は多いだろう。歯の表面を拭く「歯磨きシート」といった商品も売られているが、歯ブラシで歯と歯茎の境目まできれいにできているケースはあまりないだろう。

より優しくしっかり磨けそうな「泡雪」

「BonnyBlanc(ボニーブラン)」の歯ブラシ「泡雪(あわゆき)」は、丁寧なデンタルケアに進むための1つのサポートになるかも知れない。一般的な歯ブラシの毛は直径が約0.2ミリなのに対し、泡雪は0.08ミリという細いものを使用している。その極細毛を隙間なく植える「ぎっちり植毛」することで、滑らかで柔らかいタッチを実現している。

そのため、歯茎に痛みを感じさせにくいだろう。さらに歯と歯茎の境目の細かい隙間まで入り込み、磨き残しのないお手入れができそうだ。ヘッドはコンパクトに、ハンドルは細く作られており、口の奥まで届きやすい形状にも作られている。

根気よく続けることが健康へのカギ

もちろん、歯ブラシ1本ですべてが解決するわけではない。動物にとっては理由が分からないまま口の中に異物を入れられるわけで、恐怖や嫌悪の感情がわくのは当然のことだ。子供とは違い、犬や猫に歯磨きの意義を理解させるのは不可能だ。しかし飼い主との信頼関係があれば、根気よく続けることで少しずつ「受入れる」気持ちが生まれるだろう。

ある報告によると、成犬の約8割が歯周病に罹っているともいわれている。愛犬や愛猫がいつまでも健康でいられるように、「飼い主ができる病気予防」である歯磨きに是非トライしていただきたい。

《石川徹》

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