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【柴犬ハルの気になるクルマ】新型 ホンダ ヴェゼル とハルの夏支度

柴犬のハルとホンダ ヴェゼル e:HEV PLaY
  • 柴犬のハルとホンダ ヴェゼル e:HEV PLaY
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  • 柴犬のハル
  • サングラスは一瞬だけ奇跡的に鼻の上に…
  • ハルの甚平を新調!
  • ホンダ ヴェゼル e:HEV PLaY
  • 柴犬のハル
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ハルの場合、換毛期がピークを越すのは例年だいたい6月中旬くらい。その頃には気温も高くなり、ハルも家の中で“ヘソ天”になったり、散歩中も口を開けてハァハァと息をしながら歩いたり、風の通る陸橋の上で、いかにもそこが気持ちよさそうに休んだりする。

ハルの夏アイテムを新調!

となればカレの“夏支度”だ。今年はまずサイズの小さくなった愛用の「甚平」を新調した。写真でハルが着ているのがそれだが、行きつけのペットショップに電話で問い合わせ「今年のは浴衣みたいな柄ですけどかわいらしいと思いますよ」とのことで、柴犬用のサイズ(この商品の6号)もあるというので出向いて決めた。

ハルの甚平を新調!ハルの甚平を新調!

レインコートでも何でも、柴犬の飼い主の方ならよくおわかりだと思うが、柴犬に着せるウェア類は、背丈がちょうどよくても胴回りが小さかったりと、サイズ選びが本当に難しい。ところが今回はジャストサイズでひと安心だった。機能としては“涼感”と“防蚊”とある。

ついでにREANIMALの撮影向けに(!)犬用サングラスも調達。まあこれはハルの性格上、納得しないだろう…と思いつつ顔写真の撮影を試みると、シャッターを切る一瞬だけ奇跡的に鼻の上に乗せたかと思うと、案の定、プルプルプルと頭を振り、サングラスはポーン! と遠くに放り飛ばされた。

虫や暑さの対策も

他に夏支度用のアイテムとしては、毎年使っている、散歩の際に首に巻く冷やして使うマフラーや防虫シール、蚊取り線香など。クルマで出かける場合は、コンパクトなクーラーボックスに保冷剤を入れて水を持ち運ぶ。さらに写真に撮ってあるこれも私物だが、ドアガラスに吸盤で装着するタイプのネットの日よけも夏場の必需品だ。

ホンダ ヴェゼル e:HEV PLaYホンダ ヴェゼル e:HEV PLaY

それともう一つ、今年からの新兵器が写真でご紹介している、風の出るクッション。USBで電源を取って使い、2つのファンから吸い込まれた空気がクッション全体からスーッと出てくる仕組みだ。もともとは暑がりな我が家の家内用に購入したものだが、ふと、ハルに使ってもいいのでは? と思い至り、試してみることにした。今回の撮影でハルには初使用。最初は異物感に警戒したようだったが、風が涼しいことがわかったらしく、ほどなく「いいじゃん!」とばかりに、走行中には“フセ”の姿勢でマッタリとしていた次第。

ヴェゼルはエアコン吹き出し口に注目

走行中といえば、今回の試乗車の『ヴェゼル』では、インパネ左右のその名も“そよ風アウトレット”と呼ぶエアコン吹き出し口が注目だ。これはモードを切り替えると逆L字型の吹き出し口から風ががドアガラスの内側に沿ってフロントシートの横を抜け後席方向に流れ、車内の空気をゆるやかに循環させるというもの。直接的に強風が出る(ファンのボリューム操作に連動はしている)というより、夏ならドアガラス回りの外気で温まった空気を滞留させずに流すことで車内の温度上昇を抑える効果をもたせてあるらしい。

ホンダ ヴェゼル e:HEV PLaYホンダ ヴェゼル e:HEV PLaY

実際に今回の試乗で使ってみたが、温度を計測したり、煙で風の流れを見える化して確認した訳ではないものの、感応評価的に言うと、冷気を感じるというより、室内の居心地が何となくすっきりと爽やかになった…そんな印象だった。おそらく後席にも“そよ風”は届いているらしく、ハルも「爽やかだなぁ」という表情で(本当に!?)、撮影場所までの移動時間には、いつものように目を瞑って寝ていた。

UVや熱を軽減するサンルーフ

“PLaY”グレードに標準装備の“パノラマルーフ”も注目だ。というのも、サンルーフならではの開放感を得つつ、IRとUVを90%以上カットする合わせガラスを使用、さらに陽差しの熱も従来より約50%多くカットするコーティングも施されたものというからだ。こちらも印象だが、シェードを外した状態でも頭上からの熱は確かに少ないように感じた。高層ビルの窓ガラスに顔や掌を近づけてもジリジリしないそんなイメージといえばおわかりいただけるだろうか。ガラス素通しでも眩しくないから、後席にハルを乗せていても安心だった。

ホンダ ヴェゼル e:HEV PLaYホンダ ヴェゼル e:HEV PLaY

新型ヴェゼルは、癒し系のプレーンでスリークなスタイルが何といっても飼い主的には好感をもっている。が、後席やラゲッジスペースの広さ(後席を倒した状態を計測してみたが、奥行きは助手席リヤモーストでも163cmあった)、実用性はコンパクトな外観からは想像できないし、Aピラーの位置や視界のキメ細かなセッティングで運転もしやすい。快適なパートナーになりそう…そう思わせられるクルマだった。

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《島崎七生人》

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