三菱地所プロパティマネジメントが札幌市で運営する商業施設「maruyama class(マルヤマクラス)」は、開園70周年を迎えた札幌市円山動物園とコラボレーションし、歴史パネル展などを7月22日から共催する。
新型コロナウイルス感染拡大に伴い多くの施設が休業などを余儀なくされており、札幌市円山動物園も同様に臨時休園や来園者数の制限を実施した。地域と共に成長することを目指すマルヤマクラスは、地域のランドマークである札幌市円山動物園の70周年をお祝いするキャンペーンを実施することで地域の活性化を図るという。
マルヤマクラス1~3階のイベントスペースでは、札幌市円山動物園70年間の歴史をパネルで展示。札幌市円山動物園が開園した昭和20年代当時の白黒写真から、現在に至るまでを時系列で紹介する。人気のホッキョクグマやゾウなど、動物たちの等身大パネルも館内各所に展示され、あらゆる世代の人が楽しめるパネル展になっているという。
なお、7月22日10時から、札幌市円山動物園園長の神賢寿氏と札幌市円山動物園公式キャラクター“マルヤマン”をゲストに迎え、マルヤマクラス館長 菊田徳昭氏と共に除幕式が開催される。
また、開園70周年を祝し、マルヤマクラス飲食店21店舗では、動物をイメージしたオリジナルアニマルメニューを提供。ホッキョクグマやライオンなど動物たちが勢ぞろい。オリジナルアニマルメニュー購入者には、“マルヤマクラスオリジナル動物シール”をプレゼントするという。
さらに、「皆さまと手を取り合って、動物園にいる動物たちにとってより良い環境を」をテーマに、動物たちの呼吸器系の病気の治療に用いるネブライザーを購入するための募金活動をマルヤマクラス1階大通側出入口で実施。楽しみながら募金をしてもらうためにと、SNSで話題の「くるくるコイン募金箱」を採用している。