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ペットとのライフスタイルに関する調査を実施…SBIプリズム少額短期保険

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  • SBIプリズム少額短期保険、ペットとのライフスタイルに関する調査を実施
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ペット保険会社のSBIプリズム少額短期保険は、「ペットとのライフスタイル」に関するアンケート調査を実施し、その結果を発表した。

「現在飼っているペットはどこで迎えたか」について質問すると、「ペットショップ(路面店)」(18.3%)、「ペットショップ(ホームセンター内)」(18.1%)「ペットショップ(商業施設内)」(9.9%)と、ペットショップでの迎え入れが全体の46.3%を占めた。対して、「ブリーダー(自分で探した)」(10.2%)、「ブリーダー(マッチングサイトなどを利用した)」(0.6%)と、ブリーダー経由での迎え入れは全体の10.8%だった。

また、「保健所から保護してきた」(2.2%)、「譲渡会で保護してきた」(2.3%)、「里親募集(インターネット、動物病院など)」(5.6%)、「知り合いから譲り受けた」(17.8%)、「捨てられていた子を保護した」(11.7%)と、購入以外での迎え入れ方は、全体の39.6%だった。その他の回答では「迷い猫の保護」、「自宅で生まれた」、「引退犬」などがあった。

「ペットを迎えた最も大きな理由」を聞くと、「ペットを飼いたかったから」(49.2%)の回答が最も多く、約半数を占めた。続いて「生活の豊かさ、癒しを求めたから」(18.6%)、「家族や子供からせがまれたから」(12.7%)という回答が続いた。

「ペットを迎えて一番良かったと感じたこと」に対しては、「癒しを得られるようになった」(51.5%)の回答が半数を占める結果となった。「自身や家族に笑顔が増えた」(32.6%)、「生活が豊かになった」(7.6%)、「自身が健康になった」(2.0%)など、ペットが人の生活や暮らしに影響を与えている様子がうかがえる回答もみられた。反して、「特になし」と回答した人も5.7%いた。

「ペットを迎えて一番大変だと感じたこと」に対しては、「しつけ全般(トイレトレーニング、無駄吠え、夜中の運動など)」(26.5%)、「暮らし全般(ニオイ、家具や壁紙などの保護、掃除など)」(26.2%)、「生活スタイル全般(起床時間や帰宅時間の調整、外出や旅行などの制限など)」(20.6%)と、悩みの回答がばらける結果となった。「特に大変とは感じなかった」という回答も24.5%あり、今回の調査では、4人に1人はペットを迎えて大変だと感じていないようだ。

「ペットを迎えて一番変化があったこと」への質問に対しては、47.4%の人が「生活全般が変わった」と回答。2人に1人はペットと暮らすことで生活に変化があることがわかった。

「ペット一頭あたりの生活費用はひと月平均でいくらかかっているか」の質問に対しては、ペット全体では「5000円未満」(31.3%)が最も多い回答となった。小動物、鳥類爬虫類の飼育者は「5000円未満」の回答が多く、小型犬、中型犬、猫の飼育者は「5000円~10000円未満」の回答が最も多かった。また、大型犬は「10000円~15000円未満」の回答が多くなり、ペットが大きくなればなるほど、生活費用も増えることがうかがえる結果となった。

「ペットの生活費用の中で一番重視している(お金をかけている)こと」に対しては、「フード、おやつなどの費用」が62.3%と最も多い回答となった。大型犬では、フードやおやつと共に「ペットの医療費用、健康維持費用」(29.0%)も重視している傾向がうかがえた。

関連して「ペット一頭あたりのフード購入代はひと月平均でいくらかかっているか(手作りの場合はひと月あたりの材料費)」を問うと、最も多い回答は「2000円~3000円未満」だった。そして、ペット一頭あたりの生活費用の回答に比例するように、小動物、鳥類、爬虫類は「1000円未満」の回答が最も多く、小型犬、中型犬、猫は「2000円~3000円未満」、大型犬は「5000円以上」となった。

さらに「ペット一頭あたりの医療費はひと月平均でいくらかかっているか(ワクチンなどの予防費用はのぞく)」を質問すると、猫、小動物、鳥類、爬虫類は「1000円未満」が多く、小型犬、中型犬は「1000円~2000円未満」、大型犬は「4000円~5000円未満」が多かった。犬、特に大型犬は医療費用が猫や小動物に比べ高額になる傾向がみられた。

「コロナ前と比べて動物病院の治療費、通院回数に変化はあったか」という質問をすると、動物病院の治療費、動物病院への通院回数共に「特に変わりなし」が約70%と最も多かった。しかし、治療費では「明らかに増えた」(7%)、「増えた」(16%)、通院回数では「明らかに増えた」(5%)、「増えた」(14%)と増えたと回答する人もいた。

「ペット保険には加入しているか」という質問では、「加入している」(32.2%)、「加入していない」(64.9%)と、今回の調査では、約3人に1人がペット保険に加入していることがわかった。昨年同社が行なった「コロナ禍におけるペットとのライフスタイルの変化に関する調査」では、「一緒に暮らしている全てのペットで加入している」「一緒に暮らしている一部のペットで保険へ加入している」の回答者が30%だったため、ペット保険加入者の割合は昨年より2.2%増加しているという結果となった。

さらに「現在加入しているペット保険に加入した際、またはこれから加入しようとした場合に一番重視した/重視する部分」について質問すると、「保険料」(34.4%)、「保障内容(保障金額)」(18.9%)、「保障内容(保障日数)」(10.9%)の順に重視する人が多かった。その他では、「高齢でも加入ができるかどうか」「コストパフォーマンス」「悪性腫瘍の罹患歴があり加入できるかどうか」などの回答もあった。

最後に、「ペット保険に加入している場合、またはこれから加入しようとした場合にあったら良いと思う保障(複数回答可)」について質問すると、43.4%の人が「高度・高額な治療に対する特約」と回答した。ほかにも「高齢でも入れる保障」「既往以外の病気を負担してくれる保障」「老化の為に日常かかる医療費」「免責なし」などの回答もみられた。これにより、ペット保険には高度・高額な治療に対する備えが求められていることがわかる。

ペットには、人間の健康保険制度のような公的な健康保険がないため、治療費は全額負担となり非常に高額になってしまうこともある。そのため、ペット保険に加入し治療費を気にせず、ペットに十分な治療を受けさせてあげたいと考える人が多くいるようだ。

■調査概要
調査方法:インターネットによるアンケート調査
調査期間:2022年1月6日~1月7日
調査対象:20歳以上の男女(ペット飼育者)
有効回答数:1078

《鈴木まゆこ》

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