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劣悪な環境で繁殖を繰り返す「パピー・ファーム」撲滅に向け、官民一体となって製作されたイギリスの「子犬契約書」を前回ご紹介した。今回は、その中に記載された情報の中から、日本でも参考になりそうな情報をまとめた。
パグやブルドッグ、フレンチ・ブルドッグなどの短頭犬種に関して、オランダ政府が画期的な判断を下した。動物福祉の観点からマズルの短すぎる個体を繁殖に使う事を法律で禁止したのだ。
動物愛護法が昨年6月に成立・公布され、殺傷・虐待・遺棄を厳罰化する条項が今年の6月1日に施行された。来年には、第一種動物取扱業者に「飼養管理基準」の遵守義務が課せられる。現在、この管理基準が環境省で作成されている。
「動物の愛護及び管理に関する法律」(通称:動物愛護法)が昨年改正され、今月、殺傷への罰則強化や虐待に関する獣医師の通報義務化など、その一部が施行された。
犬や猫を中心に、動物の生体販売や殺処分を禁止にすべきという声が社会的に高まり、「動物の愛護及び管理に関する法律(通称、動物愛護法)」も動物福祉の向上をめざして改正されています。
日本介助犬協会は、6月19日のプロ野球開幕に向けて、読売ジャイアンツ菅野投手とのコラボグッズの販売を開始した。
泉橋酒造は、愛犬・愛猫の写真を使ったオリジナルラベル「うちの子ラベル」の純米酒・焼酎を販売、その利益の一部をファシリティドッグの活動を展開するNPO法人シャイン・オン・キッズに寄付し、支援する取り組みを開始した。
前回紹介したように、イギリスでは4月に悪質なペット繁殖・販売業者撲滅のための「ルーシー法」が施行された。その一方で、違法に動物を売る業者の手口もより巧妙になる懸念が指摘されている。今回は、そうした状況を防止するために行われている活動を紹介する。
REANIMALでは以前、今年の4月にイギリスで施行された「ルーシー法」を紹介した。そのイギリスの動物愛護事情、特に子犬・子猫の販売について2回にわたって紹介する。